技術革新の新しい波 3
UNIVACが最初のコンピューターとして登場してからまだ30年と少ししかたっていない今日・・・
電子工業界は10年前ですら予測できなかった驚異的発展を遂げました。
・・・コンピューター利用のこの爆発は、もちろん、初期の扱いにくく値段の高い機械への需要の爆発ではなかったのです。
むしろ、コンピューターおよびコンピューター産業の歴史は持続的で、急激な、しばしば予測できない技術変化のそれでした。
この変化にはコンピューターのハードウェアとソフトウェアにおける広範な改良と、コンピューター利用方法の革新との両面が含まれていました。
わずか15年前には強力とみられた機械もいまでは廃棄され、他方では電算能力でそれに匹敵するか、それを超えるコンピューターは小型となり、家庭でも手に入れることができるほど安くなっている同様にコンピューター業界にも、大きな変動がみられました。
初期のメーカーのなかには、競争の激しさから、GEやRCAのような大手まで撤退するという一方では、技術の発展、新素材の登場、コンピューターの小型化、市場の拡大に伴う洪水のような、企業の新たな市場参入がみられました。
この間にコンピューター本体も、論理素子として真空管を使った「第一世代」から、トランジスタの「第二世代」、さらにIC(集積回路)の「第三世代」へと進みました。