中国社会の抱える矛盾 6
深訓市の周りには87キロにわたって頑丈なバリケードが張り巡らされています。
バリケードは山の奥深くまで延びており、外部から経済特区への侵入を防いでいます。
経済特区は、いわばバリケードに囲まれた、中国のなかの資本主義地区といえるかもしれません。
街の入り口には検問所が設けられており、そこを通らなければ出入りできない仕組みになっています。
私たちはこの検問所を取材しました。
検問所ではいったんバスや車から降りて、入越許可書のチェックを受けなければなりません。
政府が発行するこの許可書は、深馴市に入るためのパスポートのようなものです。
深馴市の住民や特別な用事のある者以外は手に入れることができません。
一般の中国人は深坦市に立ち入ることができないシステムになっているのです。
検問所はもの玄しい混雑ぶりでした。
出勤ラッシュの駅の改札口のようでした。